怒らないと決める効果

効果
1.子どもが素直になり懐いてくれる
2.イライラしなくなりストレスが激減
3.夫にも優しくできる
4.育児を楽しむ余裕ができる


2018年12月12日私は怒らないと決めました。

きっかけは子供を大泣きさせ、美味しいと嬉しそうに食べていたハンバーガーやポテトをもどさせてしまったこと。

その日は仲良しのママ友としまじろうのクリスマスコンサートに行き、楽しいランチ。
子供もとても楽しんで昼寝もせずはしゃいでいました。

帰りは電車に1時間ほど乗るので、レストランでトイレに行ってほしい。
ママ友の子ども達が順調にトイレを済ませているのを見て焦りもあったと思います。
「行かない!」と言うわが子をトイレに連行し、まねっこでいいの!と怒って無理に座らせてしまいました。

眠気や疲れもあり、今までになく大泣き。
食べたものをほぼもどしてしまいました。


帰りの電車で疲れ果てて眠るわが子を見て自己嫌悪で逃亡したい気持ちになりました。


そんな時ネットで見つけたのが怒らない技術。
特に自分にしっくりきたのが


.アクトカーム
「今日は絶対に声を荒らげない」などと決めておけば、カッとしたときに怒りの暴走を抑える力になります。

このように「○○しない」と決めるスキルをアクトカームといいます。「『早くしなさい』と言わない」など、イライラしたときについ口にしてしまうセリフを禁止してみましょう。急にはできないので、「今日の午前中だけ」とか「2日間だけ」など、目標を決めて徐々に延ばしていくといいでしょう。

https://president.jp/articles/-/12441?page=4&display=b


その日からアクトカーム「怒らない」ときめ、子どもが怪我などしないことであれば怒らないと決めました。


そうすると今まで怒っていた状況でも、どうしたら怒らないで対処できるか考えるようになりました。
子どもが何をしたいのか、どうしてこういう行動をしているのか子どもの気持ちを考えるられるようになりました。


朝急いでいる登園時間に「自転車に乗らない!歩いて行く」と言われても、どうしたの?何かしたいことがあったの?と聞けるようになりました。
子ども行動には子どもなりに理由があり、その日はお気に入りのショルダーバッグを斜めがけして登園したいとのこと。

自転車でもバッグを斜めがけできることを伝えると驚くほどすんなりと自転車で登園してくれました。

子どもの思いをくみ取り満足させてあげることで、こちらの要望にもこたえてくれる。
今まで親のフレームを押し付けて本当に申し訳なかったなと反省しました。


この怒らない効果として実感したのは

1.子どもが素直になり懐いてくれる

子どもも怒られた時に生まれる反発心がなくなり素直になりました。夕食の支度中「何か手伝おっか?」ときいてくれたり本当に優しくなったとおもいます。


2.イライラしなくなりストレスが激減

自分にイライラが生じないため、怒りで消費していたエネルギーが減り疲れも激減しました。


3.夫にも優しくできる

子どもに怒ってばかりの時は夫にいかに大変な1日だったか聞いてほしい気持ちが強く、仕事で疲れている夫の話も聞かず自分の話ばかり。今は夫の話を聞く余裕が少し生まれました。


4.育児を楽しむ余裕ができる
子どもの考えがわかると、自分がこうすべきと思っていた常識を壊され、もっと自由に発想していいんだと思えるようになったのです。
子どもといえど、自分とは違う性格。
自分の枠を押しつけずお互いの良さを伸ばしていけたらと思います。

子どもの成長は早く、昨日はうまくいったのに今日はだめなど育児の難しさ実感する日々ですが、自分自身の存在を根本から考えさせる機会を与えてくれた子どもに感謝です。

そしていつも否定せず話を聞いてくれる夫は大きな支えです。


少しずつ自分も成長して周りを癒せる人間になっていきたいと思います。