子どもへのイライラ 原因

前回書いたように、年末に子どもに怒らないと決めました。

1ヶ月くらいは順調でしたが、最近はイライラに逆戻り。

自分のコントロールができていません。

 

先日は子どもがパンツの上からオムツの重ね履きに挑戦。

子どもも爆笑しながらオムツを履き続け、結局16枚履きに成功しました。

こちらも可愛さと滑稽さで大笑いでした。

 

ところがごはんの時間になっても履いたオムツを脱がない。

お腹が苦しくてごはん食べられなくなっちゃうよ、背中が丸くなって背が伸びないよなど脱ぐ理由を話しても「やだ!薄くなっちゃう!」と拒否。

 

じゃあ10枚脱ごう!またごはん終わったら履いていいからと譲歩しても「やだ!薄くなっちゃう」の繰り返し。

少ししてじゃあ5枚は?と聞くも「やだ!履いて食べたいの!」とのこと。

 イライラしてしまったので、娘がいる部屋から離れて深呼吸していると、

娘も部屋へ来て「2枚(脱ぐの)は?」とトーンダウン。

 

でも何もなく負けたような気がして「じゃあ3枚は?」と言ってしまいました。

 

ん?2枚も3枚も変わらないなとイライラしながらも我にかえりました。

 

今までも叱った時、子どもが譲歩しても私が最終的に言った内容でないとイライラ。自分は敗北感が許せないんじゃないか。

 

私は子どもの頃、5歳離れた姉と4歳離れた兄からいじめに近い扱いをされていました。父に買ってもらったたーぼーのスタンプを大事に使っていると、姉が勝手に自分の物にして鍵のかかる引出しに隠して使っていたり。

兄からはパシリのように自販機で「あれ買ってきて」と言われ何を?と聞いても「あれだよ!あれ!」の連呼。予想して買っていくと「これじゃないんだよね〜」など。

 

負けず切らないな私は理不尽な扱いに強い怒りを覚えましたが、姉や兄からの仕返しを考えると何もすることができず。

家の前の県道で飛び出して死んでやる!と道路を眺めては怖くなりやめるという繰り返し。

 

育児でもこの記憶を引きづっているのかもしれないと思いました。

子どもがオムツを脱がないのも、お風呂の水をガブガブ飲むのも、目が回るまで回転しヘロヘロ歩きたがるのもきっと今の時期だけ。

ちょっと大人が負けてあげてもいいじゃないか。

確かに子どもの時って同じようなことしてたしな。

 

自分が負けてることにイライラしていることに気がつくと少し気が楽になりました、

きっとこれからもイライラするけど、我に返って少しでも育児を楽しめる時間が増やせるようにしていきたいです。

2019年の目標 話を聞こう

今年ももう終わり。
2019年の目標を考えました。

それは
人の話をよく聞くこと。
共感すること。


よく夫にもっと話を聞いてほしい。
否定された気がする。
と言われます。
自分では全く意識がなくて、ちゃんと聞いているつもりだし、相手に良いと思ったことを言っているつもりでした。


原因を分析した結果、次の3点が原因のようです。
1、相手の話のすぐ後に、全く関係ない話をしてしまう

2、話を聞いてはいるが、リアクションが薄い、質問が少なく興味がないように見える

3、相手に共感する前に自分の否定的意見を述べる




2、3への対処が2019年の目標です。
話を聞いてくれたと満足感をもってもらうにはどうしたら良いのか。


まず、
3、相手に共感する前に自分の否定的意見を述べることへの対処は
相手の気持ちに共感することだと思います。
私は相手が言ったことにすぐ否定的意見を述べてしまう傾向があります。

昨日の例では
夫が胃腸の調子が良くなく、軽めの夕食をした後に「梅ゼリー買ってくれば良かったかな」と言ったのです。私は夫が辛そうだったので調子の悪い時は何も食べず胃腸を休めた方が回復が早いのではと思い、何も食べない方がいいんじゃない?と言ってしまいました。

しかし、夫は食べるならさっぱりした物が食べたいという気持ちに共感してほしかったのです。
私もつるっとした物でさっぱりしたいという気持ちには共感します。
思考の癖なので厄介ですが、まず相手の話の共感できる部分に共感することを大事にしたいと思います。


次に2、話を聞いてはいるが、リアクションが薄い、質問が少なく興味がないように見えることへの対処としては

相手の話を聞き、どういう気持ちになったのか、何が心配なのか理解しようと質問すること


話を聞いているつもりなのに聞いてないと言われるのは、話し手が自分の気持ちをわかってくれたという実感がないからではないでしょうか。
そう言われるとそこまで突っ込んで質問して理解しようとしていなかったと思い反省。
相手の思考経過を理解しようという姿勢で話を聞くようにしたいと思います。



最後に
1、相手の話のすぐ後に、全く関係ない話をしてしまうことへの対処は

これは自分が驚くほど忘れっぽく、覚えてるうちに伝えておかなければという強迫観念があることが原因です。
仕事では相手に伝えることがあって電話したのに、相手の質問に答えていると自分の用事をすっかり忘れて電話を切ってしまったり。
急ぎの書類を発送するために郵便を出そうとして、ついでに発送できるなと思っていた物だけ送ってしまったり。
重要なことを忘れて失敗してしまうことが多いです。しかもきれいサッパリ記憶から消えていることがあり自分でも恐怖を覚えるほど。
これについては付箋や携帯のメモの活用やラインなどで予めメールしておくことで対処してみたいと思います。


2019年は相手に満足感を持ってもらえるよう話を聞くことを目標としたいと思います。

怒らないと決める効果

効果
1.子どもが素直になり懐いてくれる
2.イライラしなくなりストレスが激減
3.夫にも優しくできる
4.育児を楽しむ余裕ができる


2018年12月12日私は怒らないと決めました。

きっかけは子供を大泣きさせ、美味しいと嬉しそうに食べていたハンバーガーやポテトをもどさせてしまったこと。

その日は仲良しのママ友としまじろうのクリスマスコンサートに行き、楽しいランチ。
子供もとても楽しんで昼寝もせずはしゃいでいました。

帰りは電車に1時間ほど乗るので、レストランでトイレに行ってほしい。
ママ友の子ども達が順調にトイレを済ませているのを見て焦りもあったと思います。
「行かない!」と言うわが子をトイレに連行し、まねっこでいいの!と怒って無理に座らせてしまいました。

眠気や疲れもあり、今までになく大泣き。
食べたものをほぼもどしてしまいました。


帰りの電車で疲れ果てて眠るわが子を見て自己嫌悪で逃亡したい気持ちになりました。


そんな時ネットで見つけたのが怒らない技術。
特に自分にしっくりきたのが


.アクトカーム
「今日は絶対に声を荒らげない」などと決めておけば、カッとしたときに怒りの暴走を抑える力になります。

このように「○○しない」と決めるスキルをアクトカームといいます。「『早くしなさい』と言わない」など、イライラしたときについ口にしてしまうセリフを禁止してみましょう。急にはできないので、「今日の午前中だけ」とか「2日間だけ」など、目標を決めて徐々に延ばしていくといいでしょう。

https://president.jp/articles/-/12441?page=4&display=b


その日からアクトカーム「怒らない」ときめ、子どもが怪我などしないことであれば怒らないと決めました。


そうすると今まで怒っていた状況でも、どうしたら怒らないで対処できるか考えるようになりました。
子どもが何をしたいのか、どうしてこういう行動をしているのか子どもの気持ちを考えるられるようになりました。


朝急いでいる登園時間に「自転車に乗らない!歩いて行く」と言われても、どうしたの?何かしたいことがあったの?と聞けるようになりました。
子ども行動には子どもなりに理由があり、その日はお気に入りのショルダーバッグを斜めがけして登園したいとのこと。

自転車でもバッグを斜めがけできることを伝えると驚くほどすんなりと自転車で登園してくれました。

子どもの思いをくみ取り満足させてあげることで、こちらの要望にもこたえてくれる。
今まで親のフレームを押し付けて本当に申し訳なかったなと反省しました。


この怒らない効果として実感したのは

1.子どもが素直になり懐いてくれる

子どもも怒られた時に生まれる反発心がなくなり素直になりました。夕食の支度中「何か手伝おっか?」ときいてくれたり本当に優しくなったとおもいます。


2.イライラしなくなりストレスが激減

自分にイライラが生じないため、怒りで消費していたエネルギーが減り疲れも激減しました。


3.夫にも優しくできる

子どもに怒ってばかりの時は夫にいかに大変な1日だったか聞いてほしい気持ちが強く、仕事で疲れている夫の話も聞かず自分の話ばかり。今は夫の話を聞く余裕が少し生まれました。


4.育児を楽しむ余裕ができる
子どもの考えがわかると、自分がこうすべきと思っていた常識を壊され、もっと自由に発想していいんだと思えるようになったのです。
子どもといえど、自分とは違う性格。
自分の枠を押しつけずお互いの良さを伸ばしていけたらと思います。

子どもの成長は早く、昨日はうまくいったのに今日はだめなど育児の難しさ実感する日々ですが、自分自身の存在を根本から考えさせる機会を与えてくれた子どもに感謝です。

そしていつも否定せず話を聞いてくれる夫は大きな支えです。


少しずつ自分も成長して周りを癒せる人間になっていきたいと思います。